東京B少年・佐藤龍我が「神がかっている!」 NEWS加藤シゲアキを圧倒する『ゼロ 一獲千金ゲーム』

加藤シゲアキ

 NEWS加藤シゲアキ主演の連続ドラマ『ゼロ 一獲千金ゲーム』(日本テレビ系)の第3話が7月29日に放送され、平均視聴率は6.3%となった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。本作は賞金1,000億円の命がけのゲームに挑む若者たちを描く物語。『カイジ』シリーズで知られるマンガ家・福本伸行の人気作『賭博覇王伝 零』(講談社)が原作だ。加藤は、天才的な勝負勘を持ち、自分が勝つことより他人が負けないことを選ぶ主人公・ゼロこと宇海零を演じ、彼のライバルで寡黙な中学生・標役を、ジャニーズJr.内ユニット東京B少年の佐藤龍我が演じている。

 振り込め詐欺の犯人グループからお金を奪い、被害者に返金している“義賊”のゼロは仲間とともに、実業家・在全無量(梅沢富美男)が建設中のドリームキングダムで行われるゲームに挑んでいる。ゲームに勝てばもらえるリングを4つ集めた者が、資産100兆円を超える在全の後継者になれるという。まず、ゼロが挑むのは、目隠しした状態で50メートルの高さの台に立ち、4方向のうち正解の1方向を推理して飛ぶ「クォータージャンプ」。不正解の場合は、50メートル下に落ちて死んでしまう。

 4方向の先には、“声役”が立っており、それぞれ「こっちが正解だ」と呼びかける。声役の山口カズヤ(増田貴久)はアウトエリアにいながら「自分がセーフエリアにいる」とゼロを欺く。彼は学生時代に受けた屈辱からゼロの死を願っていたのだった。ゼロはカズヤを信じて飛ぼうとした瞬間、あることに気づく。

 残り2方向の声役には、ゼロと敵対するヤクザの末崎セイギ(間宮祥太朗)と、在全の秘書・後藤峰子(小池栄子)がそれぞれ立った。目隠しされたゼロは、暗闇のなかで頭をフル回転させ、セーフエリアを推理する。最後の最後まで罠が仕掛けられ、一切気を抜くことができない。そんななか、ゼロの対戦相手の中学生・標は、思いもよらぬ方法を用いてゲーム開始からたった45秒でセーフエリアへと飛ぶ。その驚くべき方法とは……?

 カズヤに嘘をつかれていると知ったときは涙を流し、セイギや峰子に追い詰められたときは焦り、在全と対峙したときは怒りをあらわにしたゼロに比べ、どんな危機的状況にあっても一切表情を崩さない標。寡黙な性格のためセリフはそれほど多くなかったが、その冷たい表情と天才的頭脳の持ち主というキャラクターに惹かれた視聴者は多い。

 ネットでは「標さま美少年過ぎる」「演技がどんどん上手くなっている」「天才感、神感出てる」「標役にぴったり」「目が印象的」「恐るべし15歳」「ジャニーズJr.の層の厚さを思い知った」と評価が高く、もともと佐藤を知っていたジャニーズファンはもちろん、知らなかった視聴者も含めてその存在感に圧倒されたようだ。

 佐藤は、2016年6月にジャニーズ事務所に入所したばかり。本作に先立って放送された『Jr.選抜!標への道』(日本テレビ系)内のドラマ出演をもって本作のオーディションとして審査され、見事この標役を掴みとった。連続ドラマ出演は本作が初めてとなる。ジャニーズの先輩タレントの主演ドラマのバーターとして後輩が出演することはこれまでもたくさんあったが、ここまで強烈な印象を残し、先輩を“食う”勢いで注目を集めているタレントは珍しいだろう。劇中でゼロを圧倒する標のように、佐藤も俳優として大きく羽ばたくことができるだろうか。伸びしろが大きいだけに、今後が楽しみだ。