『ゼロ 一獲千金ゲーム』物語が動かない中、好評だったのは東京B少年・佐藤龍我の“暴言”のみ?

加藤シゲアキ

 8月5日に放送された、NEWS加藤シゲアキ主演の連続ドラマ『ゼロ 一獲千金ゲーム』(日本テレビ系)第4話。平均視聴率は6.1%となり、初回7.1%、第2話6.7%、第3話6.3%とわずかずつではあるが、徐々に下がってきていることがわかった(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 本作は賞金1,000億円の命がけのゲームに挑む若者たちを描く物語。『カイジ』シリーズで知られるマンガ家・福本伸行の人気作『賭博覇王伝 零』(講談社)が原作だ。加藤は天才的な勝負勘を持ち、自分が勝つことより他人が負けないことを選ぶ主人公・ゼロこと宇海 零を演じ、彼のライバルで寡黙な中学生・標役を、東京B少年の佐藤龍我が演じている。

 実業家・在全無量(梅沢富美男)が建設中の施設「ドリームキングダム」で行われるゲームに挑んでいるゼロ。ゲームに勝ちリングを4つ集めた者が、資産100兆円を超える在全の後継者になれる。今回挑む「迷宮のトライアングル」は3人1組のチーム対抗戦。ゼロは末崎さくら(ケンドーコバヤシ)と、その弟の末崎セイギ(間宮祥太朗)の3人でチームを組むことになった。一方、標はゼロの仲間である早乙女スナオ(杉野遥亮)と、なにかを企んでいそうな氷川ユウキ(小関裕太)と組んだ。

 チームは、それぞれ三角形の部屋が2つ並んだ場所に入れられた。そして、チーム内の1人が腕を拘束され、透明の水槽のようなものに入れられることに。そこには水が注がれ、「部屋はすべて同じ。君達は何……?」という問題に正解しなければ、30分で水がいっぱいになるという。水槽に入ることになったゼロと標。答えるチャンスは1回。25の選択肢の中から30分以内に1チームでも正解すれば注水は止められるが、答えられなければ水が口と鼻を塞いでしまう。またもや人の命を弄ぶようなゲームに、焦るゼロ。しかも、セイギはゼロを殺すためにこのゲームに参加したという。チームワーク最悪のなか、誰が正解を導き出しこのゲームに勝つのか……。

 今回は、ほとんどのシーンが殺風景な室内でのもの。しかもゼロは拘束状態にあって動きに乏しく、その前でさくらとセイギが延々兄弟ゲンカを繰り広げ、時間ばかりが過ぎていくという内容だった。さすがに視聴者も「なかなか話が進まないのがイラつく」「ちょっと引き伸ばしすぎ」「テンポ悪い」「展開が鈍すぎて嫌」という不満が多く見られた。しかも、結果は次回に持ち越されたため、「1話で完結してくれ」という声も。

 そんななか好評だったのが、標がスナオに向けて言ったセリフ、「どうして僕が君を選んだかわかる? 一番バカそうだったからだ」。表情を変えることなく冷たく言い放つ、このドSなセリフがファンに大ウケ。「私も標さまに“バカ”って言われたい」「標さまにぴったりなセリフ」「バカそうにしてたら標さまに選んでもらえるの?」と、ドS王子好きにはたまらないシーンだったようだ。

 天才的な頭脳を持つゼロと標が2人とも拘束された状態で問題を解くことができるのだろうか。次回はもう少し動きのある展開を期待したい。