タッキー&翼の解散……つらい、つらすぎる! “ジャニオタ歴30年”の事務所担がやりきれない思い、つづります。

タッキー&翼

 タッキー&翼の解散について、ジャニオタ界隈だけでなく、いろいろなところで話題になっていますね。特に滝沢秀明さんの芸能界引退については、先に一部メディアで報じられた“後継者問題”というホットトピックと、「滝沢秀明」というネームバリューもあって、多くの人が衝撃を受けていました。なんてったって、“大河主演俳優”ですからね、滝沢さん。ジャニーズで主演したのは東山紀之さん、香取慎吾さん、滝沢さん、岡田准一さんの4人だけですから、やっぱり滝沢さんの存在感は大きいです。

 その滝沢さんの“相棒”が、今井翼さん。今井さんの1番の功績って「滝沢さんの相棒を務めた」ことなのかな、と個人的には思っています。滝沢さんは『滝沢歌舞伎』の演出に主演、後輩の育成、ジャニーさんの誕生日パーティの主催、火山の探検家という顔まで持つ、マルチな才能を持ったとんでもない人なワケですよ。もちろん今井さんも、『PLAYZONE』や数々の舞台で主演を務めていますし、後輩の育成をしっかりやってきた人です。でも、そのとんでもない滝沢秀明という人の相棒を16年間務めて、その隣に立ち続けることができたのって、今井翼さんだけだと思うんですよね。滝沢さんに意見ができたのも、滝沢さんの特別な笑顔を見ることができたのも、今井さんだけです。だから、今回の話にはやっぱり胸が痛みます。

 先日、「週刊新潮」(新潮社)に滝沢さんのインタビュー記事が出ていましたが、はっきりと「僕も頑固な人間なので、一度腹を決めると揺るがない」「演者として再び出ることはありません」と述べていました。滝沢さんが引退という選択肢を選んだ以上は、絶対に全うするのだろうな、とファンでもわかります。この先、表舞台で見られなくなるのは悲しいけれど、でもそれが滝沢さんの選んだ道なら……ってダメだ! やっぱり悲しい。

 タキツバ10周年コンサートの東京ドーム公演、本当に楽しかったなあ。デビューコンサートが行われた東京ドームに、2人がそろって戻ってきたのは特別感がありました。途中、ソロ活動を挟んでのコンサートでしたから、喜びもひとしおでしたよね。後輩のジャニーズJr.が出演したのもうれしかったですが、10周年記念アルバム『TEN』(2012年)収録曲である「絆も軌跡もここにある」が泣けたんですよね。今、思い返すために聞いたら泣いた。泣いてしまった。つらい……。

 この曲、2人が向かい合って歌ったんですよ。あの時はいろいろあった10周年を振り返りながら、歌詞通り「まだ見ぬ未来を見に行こう」って前向きな気持ちだったんですけど、今聞くと泣けて泣けて仕方ない。それから、後輩たちがみんな出てきたラストの「REAL DX」(07年、『タキツバベスト』収録)も最高でした。センターに立つタッキー&翼の姿が、今も鮮明に記憶に残っています。みんなの笑顔が輝いてた……! その後輩たちに慕われる2人の選択に、きっと間違いはないんだと思うんですけど。それでもやっぱり、めちゃくちゃつらい。本当につらい。やだよー!

 ……書いていたら本当につらくなってきたので、「夢物語」(03年)を熱唱しながら踊ることにします。そのあと「Venus」(06年)も踊って、「カミラ◆タマラ」(07年、『タキツバベスト』収録)も踊る、歌う。そしたら、一瞬はなんとかなる気がする! ファンも一緒に踊れる振り付けなのもタッキー&翼! って感じしますよね、ホント。

 悲しくて寂しい気持ちは治まりませんが、2人のまだ見ぬ未来に思いを馳せて筆をおきます。ジャニオタ人生に鮮やかな彩りを添えてくれた滝沢さん・今井さんの未来への希望が、どうか無限でありますように。

■トモノトモエ

 “ジャニオタ歴30年”の事務所担ライター。初めて行ったコンサートは少年御三家の武道館公演。1番初めに好きになったのは少年隊。酸いも甘いも味わってきたジャニオタライフを活かし、全ジャニオタに役立つ情報を発信している。近著に『嵐のコンビ愛 まとめBOOK』『踊る! Kis-My-Ft2 with A.B.C-Z 大辞典~パーフェクトデータブック』(いずれもサイゾー)。