Hey!Say!JUMP中島裕翔出演のドラマ『SUITS/スーツ』、賛否両論ながらも視聴率14.2%の好発進!

『SUITS/スーツ』公式サイトより

 Hey!Say!JUMP中島裕翔が出演するドラマ『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)が10月8日初回30分拡大版として放送され、14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。

 原作は、現在もアメリカでシーズン8が放送中の同名ヒットドラマとあって、日本版『SUITS/スーツ』がどのように描かれるのか、放映前から話題を集めていた。主人公で、敏腕ながらも傲慢なエリート弁護士・甲斐正午を演じるのが、「月9」ドラマの出演が10年振りとなる織田裕二。そして甲斐の相棒で、驚異的な記憶力を持つ天才・鈴木大貴を演じるのが中島。この2人が複雑な問題を含んだ訴訟をあらゆる手段で解決していく。

 第1話は、甲斐が所属する『幸村・上杉法律事務所』から物語が始まる。剛腕ながらも「絶対に負けない」姿勢で事務所の稼ぎ頭である甲斐は、所長の幸村チカ(鈴木保奈美)に経営権のあるシニアパートナーへの昇進をアピールし続けている。根負けした幸村は、昇格の条件として若手弁護士(アソシエイト)を雇うよう甲斐に命じるのだった。

 一方、とある受験会場には、替え玉受験中の鈴木の姿があった。満点に近い点数で合格するように言われていたが、鈴木は「君の実力だよ? 満点とかありえないだろ?」としてワザと合格点ギリギリに抑えたことで依頼者を怒らせ、報酬がもらずに、警察に訴えればおまえも捕まる、と脅される始末。天才的な頭脳を持ちながらも、うだつの上がらない日々を過ごしていた。

 そんな中、鈴木は悪友の谷元遊星(磯村勇斗)から、大きな仕事を手伝わないかと声を掛けられる。危ない仕事のにおいを感じた鈴木は断るが、田舎で暮らす祖母が病院に運ばれ、施設への入居費用を稼ぐ必要に迫られたために、谷本の誘いに乗ることに。今回の仕事は、アタッシュケースを指定の場所まで運ぶこと。鈴木は、アタッシュケースの中身は知らされず、取引現場となるホテルに向かうのだが、奇しくもそのホテルは甲斐がアソシエイトの面接をしている会場でもあった。そして事態は思わぬ方向へ……。

 軽快なテンポと巧妙な展開で進んだ第1話。アメリカ版を知る視聴者からは、「スケールが小さい」「原作の演技に似過ぎていて違和感がある」と辛口の感想が寄せられているものの、アメリカ版を知らない視聴者からは「面白かった!」「めちゃくちゃ楽しかった」と、おおむね高評価のよう。そして中島のファンからは演技に対する評価に加え、「画面に映るどの角度の表情も美しいなと見惚れました!」「裕翔くんがかっこよすぎて、上手く息ができなかったよ……」と、中島のビジュアルについてネット上では興奮冷めやらぬといったよう。

 中島がフジテレビの連続ドラマに出演するのは『HOPE~期待ゼロの新入社員~』以来2年ぶり、「月9ドラマ」に出演するのは『デート~恋とはどんなものかしら~』以来3年ぶりとなる。今回の役柄について中島は「僕が演じる鈴木大貴の魅力は言わずもがな、記憶能力ですね。僕も台詞を1回で暗記できたらなぁって、今ちょうど欲しいです(笑)。だけどパーフェクトな人間ではなく、それをうまく生かせなくてくすぶってて、宝の持ち腐れなんです。(中略)青臭い部分や世渡り下手なところ、ちょっとこじらせちゃうところが憎めないというか」(「TVnavi」11月号、産経新聞出版)と語り、また、今回初共演となる織田については「とにかくやさしく受け止めてくださって、ドラマに向けたコメントでも『すごく頼りにしている』って言っていただけて。僕で大丈夫かなって思いながらも、織田さんの胸をお借りするつもりでがんばっています!」(「月刊TVガイド」11月号、東京ニュース通信社)と語っている。

 今作の魅力は、甲斐と鈴木が互いに反発しながらも異なる価値観を受け入れていくバディ感。今後この2人がどう変わっていくかが、ドラマの成功の鍵となりそうだ。

(アズマミサト/ライター)