『僕とシッポと神楽坂』が深夜帯ながらも6.6%の好発進! 嵐・相葉雅紀と役の相性は原作者のお墨付き

『僕とシッポと神楽坂』公式サイトより

 嵐・相葉雅紀が主演のドラマ『僕とシッポと神楽坂』(テレビ朝日系)の第1話が10月12日に放送された。初回の平均視聴率は6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、深夜放送の同枠(金曜、午後11時15分~)としては幸先の良いスタートとなった。

 ドラマの原作は、マンガ家・たらさわみちの同名作品。東京・神楽坂を舞台に、相葉演じる確かな腕を持つ若き獣医師・高円寺達也と、そこに集まる動物やその飼い主たちとの心温まる交流を描いたヒューマンドラマである。相葉と動物の相性の良さは、レギュラー出演中の動物バラエティ番組『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)ですでに証明済み。その親和性の高さゆえ、今回の役は相葉にとって一番のハマり役になるのではと、放送前からのファンの期待値も非常に高かった。

 当の本人は今回の役について、「コオ先生(編注:達也の愛称)と自分が似てるかどうかはわからないけど、なんでも受け入れてくれる心の広さが素晴らしい先生だなぁと思う」(「月刊TVnavi」11月号、産経新聞出版)とその魅力を語り、また、初めての“獣医師役”については「やっぱり手術シーンは大変です。(中略)すべてが難しくて、例えば、糸のついたハサミみたいな器具で、クルッて糸を結ぶのとか難しいですし。撮影ではない日にまず一回練習をして、撮影当日も、朝から現場に入ってずっとやってましたね」(「月刊TVガイド」11月号、東京ニュース通信社)と苦労を滲ませた。

 第1話は、達也の神楽坂の実家から物語が始まる。母・貴子(かとうかずこ)の「生きる希望がない」という気弱な一言を聞き、達也は勤めていた動物病院を辞めて神楽坂に戻ってきた。しかし、当の貴子はその言葉をまったく覚えておらず、「なんで戻ってきたの?」とまで言い放つ。さらに、達也は尊敬する獣医師・徳丸善次郎(イッセー尾形)の元で働く予定だったが、病院を訪ねると徳丸は「看板は下ろした あとはまかせた」という手紙を残して、姿を消していた。

 そんなある日、交通事故に遭った犬と、そのかたわらで泣きじゃくる少年・加瀬大地(矢村央希)を見つけた達也。急いで犬を病院に連れ帰り、緊急手術をしようとするのだが、そこへ大地の母・トキワ(広末涼子)が病院に訪れる。簡素な設備の中で手術をしようとする達也に対し、トキワは手術を止めるよう厳しく主張するが、今すぐ手術をしなければ犬の命が危ないと判断した達也は、トキワの制止を振り切り手術に挑む。動物看護師であるトキワは成り行きで手術のサポートをすることに。そして、達也のその丁寧で繊細な手術の腕にトキワは驚きを隠せず……。

 放送後、ネット上では「1週間の体と心の疲れが“ほっ”となくなるような癒やしがあふれでてるようなドラマだった」「いや~良かったなあ~。コオ先生にも癒やされるし、動物たちにも癒やされるし、大切なことも教えてくれる」と、とにかく“癒やされた”という声が多く寄せられ、原作者のたらさわ氏も「一視聴者として、とても癒されながらドラマ拝見しました。素晴らしく優しく自然体にコオ先生を演じられた相葉さんに感謝でいっぱいです!」というツイート。原作者も納得するような相葉の好演だったよう。

 相葉のやわらかな雰囲気と、派手なところはないながらもしっかりとしたストーリーが相まって、視聴者にとっては週末の“癒やしタイム”となりそうなこのドラマ。来週からは共演のジャニーズWEST小瀧望も登場するとあって、物語の展開にも注目したい。

(アズマミサト/ライター)