相葉雅紀主演の『僕とシッポと神楽坂』第3話、誠実なストーリーとキャラクターで相葉との相性も◎

『僕とシッポと神楽坂』公式サイトより

 嵐・相葉雅紀の主演ドラマ『僕とシッポと神楽坂』(テレビ朝日系)の第3話が、10月26日に放送された。

 本作は、東京・神楽坂を舞台に相葉演じる若き獣医師・高円寺達也と、そこに集まる動物やその飼い主たちとの心温まる交流を描いた癒やし系ヒューマンドラマである。

 第3話で、町内会の寄り合いに参加した達也。そこで達也が院長を務める「坂の上動物病院」や、小宮千津(加賀まりこ)の扇店「かなめ屋」が建っている地域は再開発業者がターゲットにしていると聞かされる。同じころ、動物看護師の加瀬トキワ(広末涼子)が坂の上動物病院に出勤すると、そこには元院長の徳丸善次郎(イッセー尾形)の姿が! 驚くトキワと達也をよそに、徳丸はなじみの患者らと会話に花を咲かせるなど勝手気ままに行動するのだった。

 ある日、千津の愛猫「カナメ」を見つけたことから、彼女と知り合ったトキワ。千津は自分の体調に不安があるため、「かなめ屋」を畳んで店舗兼自宅を手放し、施設へ入ることを考えていた。「カナメ」を残していくことに不安を感じているのではと思ったトキワは、達也に動物を飼うお年寄りのために往診を提案する。その様子を見守る徳丸は、達也に病院の院長を任せたことが間違いではなかったと確信するのだった。

 千津は自宅をそのままの状態で住んでくれる人に売りたいと考えていたが、土地を狙う業者が徐々に千津に迫りくる……。

誠実なストーリーと相葉の相葉雅紀がバツグン!

 第3話は、社会問題となっている「高齢者とペット」について描かれた。この問題に対して、コオ先生(達也の愛称)をはじめ周囲の人々の、往診や飼い主探しなどの優しさあふれた行動に大きな反響があった。「高齢者とペット問題……胸が痛くなったと同時に温かい気持ちになりました。ひとりきりで亡くなるってことの意味が変わりました。人でも動物でも思い出でも何かが寄り添っていた最期なら、例えその空間に誰もいなくてもひとりじゃないんだって感じました」「今回の僕坂……とても考えされされるお話でした。切なくなります。相葉コオ先生はじめ出演者の方々の動物や人に対する優しい気持ちがそのままドラマに出ているとつくづく思いました」といった声も。

 第2話は「ペットの看取り」がテーマで、ペットの最期をどう迎えるかが描かれていたが、今回は飼い主がペットを遺していくことが主題。簡単には正解が出ないテーマだが、だからこそ丁寧に紡がれたストーリーに問題提起や静かなメッセージを感じた視聴者も多いようだ。

 見終わると毎回ホッと優しい気持ちになれる同作。相葉は優しい雰囲気のコオ先生をそのまま実写化させたようで、彼のやわらかな雰囲気とキャラクターの相性の良さは回を重ねるごとに顕著になっており、相葉の代表作となりそうだ。

(アズマミサト/ライター)