SixTONES・品川駅の巨大フラッグは480万円!? ちょっと気になる「駅の広告費」について調べてみた

 10月29日、東京・品川駅にジャニーズJr.内ユニット「SixTONES」の特大フラッグが登場し、ファンを驚かせた。「ジャニーズをデジタルに放つ新世代」というキャッチコピーとともに、メンバー6人の写真が使用されている。これは動画サイトYouTubeの「アーティストプロモキャンペーン」の広告で、海外ではBTS (防弾少年団)、カミラ・カベロがこのキャンペーンに参加。日本から選ばれたアーティストがSixTONESという、Jr.史上例を見ない大抜てきとなった。

 さらに、31日には東京・汐留駅にも特大広告が登場。ファンがわざわざ足を運び、SNS上に写真を投稿するなど、大きな盛り上がりを見せていた。同時に、ネット上では“広告費”について、ファンの興味が集中。品川駅に登場した特大フラッグの場合、株式会社ジェイアール東日本企画の公式サイトによると、7日間の展開で480万円の掲出料がかかるとか。そのため、「ポスターの大きさにも驚くけど、SixTONESにすっごいお金かけてもらってることに興奮する……!」「なんか規模が大きすぎて、全部自分の妄想なのかと思うわ」「SixTONESにお金使ってくれてありがとうございます。SixTONESを宣伝として使っていただきありがとうございます!」とファンは歓喜している。

 デビュー済みのグループがCDリリースのタイミングなどで大々的に広告を打つことも珍しくないが、展開される場所や規模によって、掲出料はそれぞれ。コストをかけた宣伝は、企業からの“期待値の高さ”の基準になるとも言えそうだが……。ということで、ジャニーズアイドルの広告がよく見られる場所の掲出料はいくらなのか、調査してみた。

渋谷駅:都内でも割高の価格設定

 ジャニーズのみならず、どこを見ても広告であふれているのが渋谷駅。2017年にJR東日本が行った調査によると、1日に37万人以上がJR渋谷駅を利用するという。乗り入れ路線も多いため、老若男女関係なく、広告に目を留めてもらえるチャンスが転がっている駅といえるだろう。

 広告費も他の駅と比べて多少割高になっているようで、例えばJR山手線渋谷駅のホーム内で見ることができるタテ2m×ヨコ7mの広告は、7日間130万円と設定されているが、JR新宿駅では同じ大きさ・場所の広告を7日間100万円(※1)で出すことができる。その他の場所も、人通りや面積の違いから単純比較はできないものの、新宿駅より渋谷駅の方が掲出料が割高に設定されている場合が多いようだ。

 これまでに関ジャニ∞やKis-My-Ft2、Sexy Zoneが登場して話題になった、ハチ公広場の中央にある「渋谷区民憲章ボード」一面を使った広告は、14日間で400万円(※2)
の掲出料がかかり、渋谷駅周辺で見られる広告の中でも高めの価格設定だ。ジャニーズアイドルともなれば、CDの売り上げで問題なくまかなえる程度の費用とはいえ、渋谷区民憲章ボードに広告が出た際は「期待されている」と思って良さそうだ。

原宿駅:ジャニーズにとっては“穴場”!?

 ジャニーズショップ原宿店にもっとも近い駅ということもあり、ジャニーズアイドルの広告が見られる機会が非常に多い原宿駅。竹下通り口の改札に向かって歩いていくと、通路の両脇に広告が現れるのだが、この場所がもっとも駅利用者の目につきやすいポイントだろう。ここにはジャニーズアイドルの広告もよく掲出されており、掲出費は7日間180万円となっていた。

 また、「アーティストプロモキャンペーン」の広告も11月1日から展開が始まっており、品川・汐留に続き、原宿駅表参道口にもSixTONESが登場。こちらの掲出費は、半月150万円・1カ月250万円(※1)であった。他の駅よりも割安で宣伝することができ、さらにファンにも馴染みのある場所とあって、ジャニーズアイドルが広告を出す場合、原宿駅はかなりの“穴場”と言えそうだ。

新宿駅:規模も価格もトップクラス

 「世界で最も混雑する駅」として、11年にギネス世界記録に認定されるほど利用者が多い新宿駅は、その広さもあって大型の広告を掲出することができる。13年、嵐が出演したバラエティ『あたらしあらし』(フジテレビ系)の広告を見るため、ファンが押し寄せた新宿駅地下のメトロプロムナード(東京メトロ丸の内線の新宿駅~新宿三丁目駅)は、掲出場所が4面に分かれている。1面の使用で7日間140万円、4面すべて使用すると500万円(※3)の掲出費がかかる。『あたらしあらし』の場合は1面の使用だったため、140万円の掲出費だったようだ。

 さらに大きい広告を打つ場合は、JR新宿駅構内での展開という選択肢も。JR改札内の東口と西口を繋ぐ通https://amzn.to/2yLAW8h路の壁を使った広告は、2面~5面と面数を選ぶことができ、1番小さい2面で7日間500万円、もっとも大きい5面で7日間1,000万円(※1)の掲出費が必要となる。人通りが多い分、宣伝効果はどこよりも大きいと思われるが、その分高額な広告費がかかってしまうようだ。新宿駅に巨大なポスターが張り出されるのは、“トップアーティスト”であることが条件となるだろう。

※1 「株式会社ジェイアール東日本企画」公式サイトより

※2 「株式会社東急エージェンシー戦略事業本部東急OOHメディア局」公式サイトより

※3 「株式会社メトロ アド エージェンシー」公式サイトより