『ドロ刑』はポスト『おっさんずラブ』!? 中島健人&遠藤憲一のラブラブぶりが「カップルみたい」と話題

『ドロ刑-警視庁捜査三課-』公式サイトより

 Sexy Zone・中島健人主演ドラマ『ドロ刑-警視庁捜査三課-』(日本テレビ系)第4話が、11月3日に放送された。平均視聴率は8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となり、第2話から安定した数字をキープしている。中盤に差し掛かり中だるみしそうなところだが、このまま視聴率を維持できるだろうか。

 同作は、今年1月に「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載が始まったばかりの、福田秀の同名コミックが原作。中島が演じているのは、仕事よりもプライベートを優先する新米刑事・斑目勉。そんな彼の“相棒”は、伝説の大泥棒・煙鴉(遠藤憲一)。刑事と泥棒がコンビを組み、軽妙なやりとりを見せながら事件を解決する、異色のバディドラマだ。

 第4話では、斑目が所属する13係が他の係と「スリの検挙数」を競い合うことになる。都内で開催される「コミフェス」というイベント開催に向けて、全国のスリ集団が東京に集結するという情報が入ったためだ。斑目は、“モサ”と呼ばれるスリ専門の刑事・左門陽作(板尾創路)とコンビを組むことになり、ひたすら街中を歩き回ってモサの基本を叩き込まれる。そんな2人の前に現れたのが、史上最高のスリ・機械屋銀次こと大文銀次(杉本哲太)。5年前に引退したはずの銀次は、斑目と左門の目の前で神業のスリ技術を見せて挑発する。スリから足を洗ったはずの銀次がなぜ戻ってきたのか、謎は深まるばかりだった……。

『ドロ刑』は煙鴉が斑目に恋をするドラマ!?

 毎回、行きつけのバーで愚痴を言う斑目と、それを聞いている煙鴉(遠藤憲一)との掛け合いが話題となる今作。今回もひたすら歩き回るモサの捜査にヘトヘトになった斑目は「非効率」と不満タラタラ。しかも、左門とコンビを組むことになったのは「異例の抜てき」と聞いていたのに、実際には「必要経費の書類を出し忘れた罰ゲームとして押し付けられた」と知り、斑目はガッカリしてしまう。煙鴉相手に「僕にできること、な~んにもないなぁ」と弱音を吐いてしまう。

 「なにか俺にいいとこはないんですか、ケム」と言う斑目に、煙鴉は「お前、急に来たな。酔いがよ」と優しい笑みを見せ、「お前のいいとこはさ、そういう弱いとこだよ」「だけどそこに油断してると、ここ1番で驚くほど大胆になる。まあそこがお前の強みだな」「そのまんまでいいよ」と優しくアドバイスをし、大人な男性ならではの包容力を見せていた。

 このやり取りを見たファンは、「ケムさんが斑目にメロメロじゃない?」「斑目くんとケムさん、なんか付き合いたてのカップルみたい……!」「ケムさんが斑目に恋をするドラマだっけ?」と、斑目に対する煙鴉のあたたかい雰囲気にザワザワ。確かに、煙鴉を演じる遠藤が演技達者なのか、中島の演技に素でウケているような笑顔がたびたび見られ、第1話に比べると、2人の雰囲気は格段に柔らかくなったように見える。

 そして一部ファンの間では、男性同士の恋愛を描いた内容が話題となったドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)を彷彿させたようで、「ポスト『おっさんずラブ』」とまで言われているよう。今後、2人のラブラブなやりとりがますます注目されそうだが、忘れてはならないのが、斑目と煙鴉は“刑事と泥棒”という関係であること。最終回で2人の蜜月にも終わりが来てしまうかもしれない……そんな不安定さが、物語をより魅力的なものにしているとも言えるだろう。

(亀井百合子/ライター)