『ななにー』視聴数ダウンでファンが番組継続を危ぶむ……「一般視聴者も楽しめる企画を」と辛辣な声が続出

 今年4月、インターネットテレビ局・AbemaTVで始まった稲垣吾郎・草なぎ剛・香取慎吾のレギュラー番組『7.2 新しい別の窓』(通称・ななにー)。「世界初のSNSバラエティ」をテーマに掲げて毎月第1日曜日に7.2時間の生放送を行っており、3人がさまざまなゲストとロケや企画を楽しんでいる。11月4日のオンエアーで第8回を迎えたものの、ここへ来てファンの間では“視聴者離れ”を心配するコメントが相次いでいる。

 4日の同番組は、「クレイジーケンバンドとななにースペシャルライブ」で幕開け。稲垣主演の舞台やドラマ共演者の女優・剛力彩芽、俳優・片桐仁、要潤、勝地涼が登場し、本番中に都内を移動するといったライブ感のある内容となった。また、番組終盤は下北沢の居酒屋にて、3人とキャイ~ン(天野ひろゆき・ウド鈴木)、モデル・池田美優がロケVTRの「草なぎ剛&高橋克典ツーリングin徳島」を視聴者と一緒に鑑賞する、まったりとした企画が放送された。

 ファンからは「今回の『ななにー』はいつもと違ってのんびり見られるね。こういうのも好き」「後半は飲み会みたいで、みんな楽しそうだった。たまには、こんな『ななにー』もいいね」と好意的な感想も見受けられたが、「これじゃ視聴者数伸びなさそう。ファン以外の人も楽しめる目玉企画がほしい」「『ななにー』は楽しくて大好きだし、毎月とても楽しみ。でも、ずっと続くにはファン以外の視聴者も楽しめるコンテンツがほしい」と、辛口コメントが続出してしまった。

 こうした手厳しい指摘が出る背景には、視聴者数の減少が挙げられるようだ。そもそも、稲垣らが番組を持ったのは昨年11月2日~5日にかけて放送された『稲垣・草なぎ・香取 3人でインターネットはじめます「72時間ホンネテレビ」』(AbemaTV)がきっかけ。ジャニーズ事務所に所属していた3人は長らくSNSに馴染みがなかったが、この生放送中にTwitterなどをスタートさせ、大きな話題に。『ホンネテレビ』の成功を受け、同局では今年の元日に特番『27Hunホンノちょっとテレビ』、1月30~31日にも『72Hunもうちょっとテレビ ~香取慎吾バースデー特番~』を放送している。

『ななにー』視聴数は右肩下がりに

 そして4月1日より、満を持してAbemaTVでの月イチレギュラーが始まるも、ファンは回を重ねるにつれて「世間の関心が薄れているのではないか」と危惧しているよう。実際、AbemaTVが発表している視聴数ランキングを見てみると、初回は「3.3m」という数字。同局は視聴数やコメント数の単位を「1,000=1k」「1,000,000=1m」と表記しているため、レギュラー1回目は300万再生を突破したことになる。同日の2位はアニメ映画『【世界初無料配信】劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』の1.5mで、『ななにー』は倍以上の視聴数を稼いでいた。

 ところが、5月の『ななにー』は2.9mに落ちてしまい、9月放送分まで緩やかに下がり続け、2.3~2.1mを記録。いずれも当日のランキングで圧倒的な1位に輝きつつ、10月は1.9m、今回の11月は1.7mにダウンしており、4月以降は上昇できずに下降の一途をたどっている。もちろん、これは当日のランキングとして公表されたデータであり、放送後1週間のみ無料の見逃し配信などで番組をチェックする人も少なくない。月額960円のAbemaプレミアムに入会すれば、以前のオンエアーも視聴可能とあって、全体的な再生回数はもっと多いとみられる。

 しかし、賛否両論あった8回目の内容を踏まえて、ファンは「『ななにー』視聴数が右肩下がり。できる限りAbemaビデオでの見逃し視聴ではなく、リアルタイムで見るようがんばりましょう」「『ななにー』確実に視聴数が落ちてる……。このまま落ち続けるとスポンサーも減って、制作費も落ちるし、番組存続すらヤバくなってくる。ファンが危機感持たないとマズい」「ファン以外が日曜夜に7.2時間の番組を見続けるのは正直難しいと思う。AbemaTVに出て丸一年、2年目のここからが勝負だね」と、気を引き締めているようだ。

 この通り、3人を応援するファンは『ななにー』の数字に敏感になっているが、とはいえAbemaTV内では“ケタ違い”の再生数を記録し続けている。最低値の1.7mをマークした11月も、2位は『麻雀最強戦2018 著名人代表決定戦 常勝の盾』で、視聴数は481.6k。リアルタイムで番組を見る人たちが初回に比べて減っていたとしても、まだまだ根強い人気があることは間違いないだろう。こうした『ななにー』支持者の焦りがプラスに働き、再びスタート当時の勢いを取り戻してほしいものだ。