『ドロ刑』第7話でSexy Zone中島健人が大活躍するも、「寂しい」とファンから悲しみの声が上がるワケ

『ドロ刑-警視庁捜査三課-』公式サイトより

 Sexy Zone・中島健人主演ドラマ『ドロ刑-警視庁捜査三課-』(日本テレビ系)の第7話が11月24日に放送された。平均視聴率は8.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)となり、第6話の8.1%から0.6ポイントアップ。物語が終盤に向かうにつれ、注目度が高まっているようだ。

 同作は、今年1月に「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載が始まったばかりの、福田秀の同名コミックが原作。中島が演じているのは、仕事よりもプライベートを優先する新米刑事・斑目勉。そんな彼の“相棒”は、伝説の大泥棒・煙鴉(遠藤憲一)。刑事と泥棒がコンビを組み、軽妙なやりとりを見せながら事件を解決する、異色のバディドラマだ。

 第7話で斑目は、潜入捜査のスペシャリスト・宝塚瑤子(江口のりこ)の指揮のもと、窃盗事件が多発している病院に潜入することに。内部犯がいる可能性も考慮し、潜入捜査について知らせているのは外科部長の安斎隆(神保悟志)と、看護部長の鬼塚響子(猫背椿)の2人だけ。看護師に扮した斑目は、他の医師や看護師にバレないか緊張の連続だが、偶然、“カメレオンの卓”こと窃盗犯・米田卓三(半海一晃)の犯行現場に居合わせ、現行犯逮捕の大金星を挙げる。

 卓三が余罪を吐き一件落着と思われた矢先、鬼塚が「安斎外科部長が論文の症例数を稼ぐために、手術ミスの隠蔽を行っている」と斑目と瑤子に告発する。13係の管轄外の案件だが、不正を見過ごすことができない斑目と瑤子は再び病院に潜入し、皇子山隆俊(中村倫也)とともに安斎の悪事を暴くが……。

斑目と煙鴉、ついに別れの時が……?

 今回、斑目の“相棒”である煙鴉は姿を現さず、バーでのお約束の絡みは一切なし。事件に対する煙鴉のアドバイスもなく、斑目は所属する13係の刑事たちと協力しながら自力で事件を解決した。視聴者からも「ケムさん(編注:煙鴉の愛称)の助言なしに犯人を逮捕した斑目くんの成長に感動!」「ケムさんの力を借りず罪を暴く斑目くん、成長してて頼もしかったなあ~」「斑目くんの成長に涙ぐんでしまった……!」という声が多数上がっていた。

 また、病院スタッフを多数巻き込んで安斎の不正を暴いたシーンで斑目は、「みなさん何日も前から綿密に協力してくれました。安斎先生、正義は、ここにもあったんですよ」と堂々発言するカッコいい場面も。第1話では、天下の大泥棒・煙鴉を前にして逮捕せず、「すみません、オレ、今オフなんで」「いわゆる正義感的な? すみません、そういうのあんまないんで」と言いのけていた斑目。このセリフを比較するだけでも、斑目の成長が手に取るようにわかるだろう。

 “キョトン顔”や“ぶりっ子”は相変わらずだが、回を追うごとにどんどん成長している斑目。刑事として一人前に育ててくれたのは紛れもない煙鴉だが、刑事として成長するということは、大泥棒の煙鴉を野放しにしておくわけにはいかない、という矛盾もはらんでいる。そのため、「子離れのようで寂しい」「巣立ちの日が近づいてるのかな……」「斑目くんとケムさん、お別れしてほしくない!」と嘆く声も多い。

 その一方で、やる気がなくバラバラだった13係は、次第に和気あいあいとした雰囲気になり、団結力を強めている。斑目は煙鴉との“友情”を取るのか、それとも刑事としての“職務”を全うするのか……後半のストーリー展開も見逃せない。

(亀井百合子/ライター)