「中村倫也が主演みたい」!? 『ドロ刑』第8話、“主演”Sexy Zone中島健人の見どころが少なくファンがっかり

『ドロ刑-警視庁捜査三課-』公式サイトより

 Sexy Zone・中島健人主演ドラマ『ドロ刑-警視庁捜査三課-』(日本テレビ系)の第8話が12月1日に放送された。平均視聴率は7.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)となり、第7話の8.7%から1.1ポイントもダウン。第2話以降、8%台を維持してきたが、最終回直前にして初めて7%台に落ちてしまった。

 同作は、今年1月に「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載が始まったばかりの、福田秀の同名コミックが原作。中島が演じているのは、仕事よりもプライベートを優先する新米刑事・斑目勉。そんな彼の“相棒”は、伝説の大泥棒・煙鴉(遠藤憲一)。刑事と泥棒がコンビを組み、軽妙なやりとりを見せながら事件を解決する、異色のバディドラマだ。

 ある病院のセキュリティールームで起きたデータの窃盗事件について、皇子山隆俊(中村倫也)は煙鴉の犯行だと睨んでいた。そんな中、器物損壊で捕まったという男(大友康平)が13係の取り調べを受ける。男は「自分は煙鴉だ」と言い出し、2年前に窃盗に入った家の住所を告げた。確かにそこでは、煙鴉が犯人と思われる未解決の窃盗事件が起きていた。斑目はその事件を再捜査。「鑑識が探さないところに証拠はある」という煙鴉の言葉をヒントに、現場の目立たない窓に開いた小さな穴を見つける。そこから見つかった指紋は、ある意外な人物のものと判明し、捜査は混乱を極める。はたして自称・煙鴉の男の正体は? そしてその目的とは一体……?

回を追うごとに減っていく斑目の出番にモヤモヤ

 本作スタート当初に比べ、かなり刑事らしく成長した斑目。今回も、煙鴉を名乗る謎の男が自白した事件を再捜査中、他の刑事がみつけられない大きな手がかりを彼だけが見つけることができた。さらに、極度の人見知りで取り調べができず「なにもできない」とリストラにおびえる13係の細面隆一(野間口徹)に対しては、「みんな大してできませんって多分。どうしようもない人たちですよ、この13係。気楽でいいじゃないですか、仲間がバカって。賢い人は疲れるって。バカ最高~! ……なんてね」と斑目らしい軽口で、やさしく慰める一幕も。

 刑事としての成長は喜ばしいものの、ある意味斑目の見どころでもあった、失敗したり怒られたりする場面がほとんどなくなってしまい、代わりに他のキャラクターのエピソードが多数盛り込まれ、第8話は斑目の存在感が薄かった印象。ネット上でも「今回は斑目くんの出番が少なかった……」「皇子山さんの出番が回を重ねる度に多くなってる」「中村倫也さんが主演みたいじゃない?」「健人くんもっと出て~!」と不満を感じた人がいたようで、ジャニーズファンとしては少々残念だ。

 最後に煙鴉は「オレを捕まえてみろ、斑目。“ドロ刑遊び”は、もう終わりなんだよ」とつぶやき、斑目との直接対決を匂わせている。放送も残りあとわずか。煙鴉を徐々に追い詰めている皇子山に手柄を持っていかれてしまうのか、それとも最後に斑目最大の見せ場がやってくるのか……。前半が中島の魅力たっぷりだっただけに、今後の流れが気がかりだ。

(亀井百合子/ライター)