ジャニーズにとって2018年は「今後のために必要な1年」だった――不祥事・引退・休養がもたらした大きな“変化”

タッキー&翼

 2018年、TOKIO・山口達也さんの不祥事・退所、関ジャニ∞・渋谷すばるさんの脱退・退所、NEWS・小山慶一郎さんの芸能活動自粛など、ジャニーズ界隈ではいろいろなことがありました。どちらかというとマイナスなニュースが多かった気がしますが、そんな中で明るい話題といえば、King&Princeのデビューでしょうか。やっぱりデビューするグループって勢いがあって、見ていて楽しかったんですが、年末にさしかかろうという時期に発表されたのが、岩橋玄樹さんの休養でした。その直後、Sexy Zone・松島聡さんの休養も発表されて、古くからのジャニーズファンとしては、ちょっと複雑な思いです。

 というのも、2人が発症したパニック障害は以前、KinKi Kids・堂本剛さんがジャニーズ公式携帯サイト「Johnny’s web」内でひっそりと公表していましたが、休養は(表向き)していませんでしたよね。だから、仕事が休めるようになったことはすごくいいことだと思いますし、それについてジャニーズ事務所から公式発表されるようになったのも進歩だと思うけど、じゃあ、今まではなんだったんだ、というか。きっと他にも同じ病気を患っていた人がいるんじゃないかな、と思うのもまた事実で……。

 今までのジャニーズ事務所は、なんとなく“うやむや”にすることがマネジメントだったのかもしれませんが、時代の変化に合わせて、所属タレントを休養させるようになったり、今までまったく発表されなかったジャニーズJr.の退所が発表されるようになったり、タレント・ファンにとっていい方向にマネジメント体制が変わってきていると思います。それと、メンバーの不祥事や体調不良って、マネジメントさえしっかりしていれば、ある程度は防げる出来事だと思うんです。それに気がつけたという意味では、いいことばかりではない1年でも、今後のために必要な1年だったのかもしれません。

「つーこさん」の退社も目に見えない変化のひとつ

 事務所の体制の話でいえば、滝沢秀明さんの芸能界引退も、びっくりしたニュースでした。いや、引退もびっくりしましたけど、プロデュース業に専念するというのが、本当にびっくり。滝沢さんのこれまでの活動を考えると驚くことではないんですけど、今までそんなふうに公言して裏方に入る人がいなかったので。滝沢さんのファンにとっては本当に悲しい話だと思いますが、公式サイトで「プロデュースする仕事に専念」と発表したことは、前述した「事務所の体制が変わっていく」ことの証左に他ならないでしょう。

 そうやってファンの目に見えるところで変化が起こる一方で、きっと見えないところも変わっていってるんだろうなあと思います。その代表的な出来事として思い浮かぶのが、あの“つーこさん”の退社です。これもビックリしたな~。ジャニー喜多川社長のように、事務所にずっといる人だと思っていたので……。そういえば昔、帝国劇場のそばにある喫茶店にふらっと入ったら、つーこさんが打ち合わせをしている隣のテーブルにたまたま案内されて、なんだか落ち着かなかったことがあり、今でも昨日のように思い出します。長年事務所で働いていたつーこさんの退社も、事務所の体制が変わっていく中での、目に見えない変化のひとつなのかな、と思います。

 滝沢さんの引退は本当に悲しいんですけれども、ここに来て『ジャニーズカウントダウン』に今井翼さんが出演する話や、12月29日に『8時だJ』(テレビ朝日系)が20年ぶりに復活し、“黄金世代”が全員集結するという話は、悲しい中でもちょっと元気になるニュースですよね。そこにはやっぱり、滝沢さんの意思があるような気がします。だとしたら、滝沢さんが今までアイドルとして見せてくれた夢のように、きっとすばらしい未来が今後も待っているのだと信じております。滝沢さんが裏方に行くことが、所属タレントさんたちの幸せに繋がればと心から願います。

 ジャニーズ事務所の内外が大きく変わったことを実感した2018年。来年は、その変化が良い方向に進んでいくといいですよね。それではみなさん、よいお年を。

■トモノトモエ

 “ジャニオタ歴30年”の事務所担ライター。初めて行ったコンサートは少年御三家の武道館公演。1番初めに好きになったのは少年隊。酸いも甘いも味わってきたジャニオタライフを活かし、全ジャニオタに役立つ情報を発信している。近著に『嵐のコンビ愛 まとめBOOK』『踊る! Kis-My-Ft2 with A.B.C-Z 大辞典~パーフェクトデータブック』(いずれもサイゾー)。