関ジャニ∞錦戸亮、『トレース~科捜研の男~』で新境地開拓なるか!? 第1話のみどころをチェック

『トレース~科捜研の男~』公式サイトより

 2019年1月7日夜9時から放送がスタートする、関ジャニ∞・錦戸亮主演のドラマ『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系)。毎クール注目度が高い“月9枠”だが、錦戸にとって同枠では初主演。情報解禁後はジャニーズファンのみならず、早速世間的に注目を集めている。

 原作は、「月刊コミックゼノン」(ノース・スターズ・ピクチャーズ)で連載中の古賀慶によるマンガ『トレース~科捜研法医研究員の追想~』。事件の痕跡を科学的に捜査する科学捜査研究所・通称「科捜研」を舞台にした本格警察サスペンスで、錦戸は陰惨な過去を持つ、どこか陰のある科捜研法医研究員・真野礼二を演じる。また、真野に振り回される新人研究員・沢口ノンナ役を、ジャニーズアイドルとの共演も多い人気女優・新木優子が演じ、堅物ベテラン刑事・虎丸良平役を“サスペンスの帝王”こと船越英一郎が演じることも決定している。

 科捜研をテーマにしたドラマといえば、テレビ朝日系で放送されている大人気シリーズ『科捜研の女』があり、『トレース』のタイトルを見ても、同作を意識しているのは間違いなさそう。しかし、『トレース』の大きな特徴といえば、原作者が元・科捜研の研究員という点だ。そのため、確かな知識と経験から裏付けされたリアリティ溢れる世界観が構築されており、従来の警察サスペンスドラマとは一線を画すものになることが期待される。

錦戸亮は“ハードボイルド”をどう演じるか?

 来年1月からの放送が始まる前に、錦戸が主演としてどのようなキャラクターを演じるのか、ここで原作を紐解いてみよう。

 物語は、23年前の凄惨な事件のシーンからはじまる。事件から時が経ち、舞台は現在の東京へと移る。地道な業務が山積する科捜研の現実に辟易するノンナの前に、出向先の警察庁から戻ってきた真野が現れる。飄々としてどうもつかみどころのない真野の振る舞いに戸惑うノンナだったが、鑑定となると真野の表情は一変。徹底的に事件の痕跡を追求する真野の姿に、思わず圧倒されるノンナ。被害者が最期に遺した“真実の欠片”を見つけ出そうとする真野の姿に「正義のヒーロー」を見たノンナだったが、真野は「いないよ、正義のヒーローなんていない。それが真実だ」と冷たい反応をする。その理由は、23年前のあの光景だった……という、原作第1話は多くの謎を残す展開だった。

 近年は『ごめんね青春!』(TBS系、14年)、『うちの夫は仕事ができない』(日本テレビ系、17年)など、どちらかと言えば“頼りない”役どころが多かった錦戸。しかし今回挑む真野という役は、ミステリアスかつハードボイルドな印象だ。特に、真野が過去と対峙するシーンは、内に秘めた狂気と執念が彼を突き動かす、といった描写が原作にあり、錦戸がどのように演じるのか非常に楽しみなところだ。

 また、原作で取り上げられる事件は、強姦・強制わいせつ事件や家族間での殺人事件など、相当センシティブなものが多い。これを実写化で、しかも“月9”でどこまで再現していくかも、原作ファン・ドラマファンにはひとつの見どころとなりそうだ。

 「役者・錦戸亮」として、間違いなくターニングポイントとなるであろう本作。放送開始を楽しみにしたい。

(アズマミサト/ライター)