錦戸亮主演のドラマ『トレース』第9話、他作品とのコラボより視聴者が沸いた“団結シーン”

2019.03.05
『トレース~科捜研の男~』公式サイトより

 関ジャニ∞錦戸亮主演のドラマ『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系)第9話が、3月4日に放送され平均視聴率は9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークした。

 本作は、事件の痕跡を科学的に捜査する科学捜査研究所、通称「科捜研」を舞台にしたサスペンス。臆測や主観を一切排除し、闇に葬り去られようとしている“真実のカケラ”を鑑定によって追求する、科捜研法医研究員・真野礼二を錦戸が演じている。

 ある夜、科捜研の沢口ノンナ(新木優子)は仕事帰りに真野を見かけるが、真野とともに早川尚文(萩原聖人)の姿があった。真野は25年前に家族が殺害された「武蔵野一家殺人事件」の独自調査を継続しており、兄と姉が通っていた高校の教師だった早川の協力を仰いでいたのだ。

 姉は殺害された当時妊娠していたことが判明。早川が当時の生徒に話を聞いて回ったものの、新しい情報は得られず。「やはり警察の協力なしでは無理だ」という早川に、真野は「警察は信用できない」といって独自調査を続ける。

 一方、捜査一課の刑事・虎丸亮平(船越英一郎)は、自宅アパートで殺害された胡桃沢綾乃(美山加恋)の事件を捜査する。容疑者として浮上したのは富樫康太(和田正人)という男で、富樫は7年前にも傷害致死事件を起こし、現在仮釈放の身だった。虎丸は富樫の事件を担当しており、捜査一課長・江波清志(篠井英介)から「富樫に個人的な思い入れがあるのでは」ということで、この事件の捜査から外されてしまう。

 彼の生い立ちや事情を知る虎丸は、どうしても富樫が犯人だとは思えなかったが、それよりも富樫に「信じている」と言ってやれなかった自分自身を責めていた。そのため、虎丸は真野にもう少しこの事件を調べてほしいと頭を下げる。いつもなら“刑事の主観”は一切排除する真野だったが、虎丸の気持ちや自身と似たような気持ちを持つ富樫に思うところがあり、調査を引き受けた。

 今回は、BSフジで4月から放送されるサスペンスドラマ『警視庁捜査資料管理室(仮)』とのコラボとして、同作の主人公が虎丸に資料を渡すシーンがあったり、『科捜研の女』(テレビ朝日系)のキャストが犯人役として出演したり、本編以外での話題に富んだ回でもあった。

 一方で、錦戸演じる真野の見どころもしっかり用意されていた。電話で富樫に説得をするシーンでは珍しく真野が感情を爆発させたり、虎丸が真野の過去を知っていると察した瞬間に戸惑っているような表情をしたり、錦戸の演技力が伝わる場面にファンは魅了されたよう。

 また、今回は真野と虎丸に協力する科捜研メンバーのシーンが描かれており、「バラバラだったのにチーム感出てきてる!」「団結力が強まってる!」と視聴者の反響が最も多いシーンとなった。

 来週はいよいよラスト2話。真野の過去のキーマンである壇浩輝(千原ジュニア)は、今回不気味な存在感を放つワンシーンだけの登場だった。原作の方向性を踏襲するのか、オリジナルのクライマックスとなるのか。楽しみに待ちたいところだ。