錦戸亮主演の『トレース』第10話、“真犯人”をめぐる衝撃シーンでの錦戸の演技が視聴者の心を打つ

2019.03.12
『トレース~科捜研の男~』公式サイトより

 関ジャニ∞錦戸亮主演のドラマ『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系)第10話が3月11日に放送され、平均視聴率は10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークした。

 本作は、事件の痕跡を科学的に捜査する科学捜査研究所、通称「科捜研」を舞台にしたサスペンス。臆測や主観を一切排除し、闇に葬り去られようとしている“真実のカケラ”を鑑定によって追求する、科捜研法医研究員・真野礼二を錦戸が演じている。

 25年前に家族が殺害された「武蔵野一家殺人事件」の独自調査を続けている真野は、兄と姉が通っていた高校の教師だった早川尚文(萩原聖人)と頻繁に会い、互いに調べたことを報告していた。そこで早川は、数日前に歩道橋の階段から転落死した元テニスプレーヤー・原田恭一(上杉柊平)について話を切り出す。

 原田は2年前に、ライバル選手である春日部芳彦(柾木玲弥)の食事に禁止薬物を混入させたドーピング事件で世間を騒がせ、テニス界から追放されていた。この原田と春日部が所属していた実業団グループの社長・佐保優作(袴田吉彦)が、真野の兄を追い詰めたいじめグループのひとりだというのだ。

 その後、科捜研に捜査一課の虎丸良平(船越英一郎)が真野を訪ねてくる。真野が「武蔵野一家殺人事件」の被害者家族の生き残りで、いまだ事件の真相を追求していることを知った虎丸は、「(刑事という身分を持つ)自分を利用してみないか」と提案する。警察を信用していない真野だったが、真相究明のため申し出を受け入れることに。しかし、虎丸と同じくすべてを知る沢口ノンナ(新木優子)には、冷たく「おまえには関係ない」と言い放つのだった。

 真野は虎丸の協力のもと、原田の転落事故を調べ直す。現場の歩道橋で見つけた、原田の靴の痕跡に違和感を覚えた真野だったのだが……。

 今回のハイライトは、真野の姉が身ごもっていた子どもの父親が、武蔵野一家殺人事件の犯人である能性が高いと判明したシーン。衝撃的な展開もさることながら、錦戸の演技にファンの心が大いに揺さぶられたようで、「真野さんの涙は美しかった」「声を詰まらせながら苦しそうに少し笑って、だけどこらえきれなくて目にいっぱい涙をためて言うこのワンシーン。繰り返して見て号泣してる」「ラストシーンの真野さんの表情、涙が止まらなかった」といった意見がネットに飛び交い、もともと演技力に定評のある俳優・錦戸の評価をさらに上げた。

 過去の事件のキーマンと思われた人物の予想外のラストシーンで視聴者を驚かせた今回。いよいよ来週放送される最終回で、武蔵野一家殺人事件の真犯人、そして隠ぺいの謎はどう解き明かされるのか。心して見届けたい。