錦戸亮主演の『トレース』最終話、安定した錦戸の演技と千原ジュニアのあのシーンに原作者も興奮!

2019.03.19
『トレース~科捜研の男~』公式サイトより

 関ジャニ∞錦戸亮主演のドラマ『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系)最終話が3月18日に、90分拡大版で放送された。平均視聴率は11.5%、全話平均は10.8%だった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 本作は、事件の痕跡を科学的に捜査する科学捜査研究所、通称「科捜研」を舞台にしたサスペンス。臆測や主観を一切排除し、闇に葬り去られようとしている“真実のカケラ”を鑑定によって追求する、科捜研法医研究員・真野礼二を錦戸が演じている。

 25年前に家族が殺害された「武蔵野一家殺人事件」の独自調査を継続していた真野は、兄と姉が通っていた高校の教師だった早川尚文(萩原聖人)とともに、事件のキーマンと思われていた佐保優作(袴田吉彦)に会いに行く。しかし、そこで佐保がガス爆発に巻き込まれ、死亡。真野は現場の状況や遺留品から、事故死ではなく他殺だと結論付ける。

 その後、真野は科捜研にて警視庁捜査一課の刑事・虎丸良平(船越英一郎)に促され、法医科長の海塚律子(小雪)、沢口ノンナ(新木優子)らに、なぜ自分が佐保に会いに行ったかを説明する。佐保は、以前不審死を遂げたホームレスの新妻(伊藤高史)とともに、真野の兄をいじめていた主犯グループのひとりだった。

 そして、新妻の殺害現場にあった軍手に残されたDNA型の持ち主が、姉を妊娠させた相手かつ真野の家族を殺害した犯人である可能性が高いと睨んでいた。真野は亡くなった佐保のDNA型を調べるが、姉の子どもとの親子関係は否定された。

 真野らはあらためて姉の当時の交際相手を調べ直していくうちに、恐ろしい名前が浮かび上がってきた。それは、警視庁刑事部長の壇浩輝(千原ジュニア)。そんな時、その壇が科捜研に突然現れ、わざと自らのDNA型を残していく。壇のDNA型と姉の子どもとの親子鑑定は不一致だったが、ここから事件は思わぬ展開を見せていく……。

 最終回は、最大の謎とされていた「武蔵野一家殺人事件」の首謀者が壇であったことが判明。解決はしたものの、「月9」らしからぬ、壇のサイコパスな性質と犯行動機に、視聴者はかなり大きな衝撃を受けたようでネットでは「トレース、話が重いかつ怖すぎる」「全話しんどかったけど、最終話が一番しんどい」「胸糞で全然すっきりしない」といった感想が飛び交っていた。

 また、DNAを採取するシーンでは、壇が血が出るほど強く口腔内をこする姿は原作の再現度が高かったことから、原作者の古賀慶氏が原作の該当シーンの画像をアップしながら「だ、壇―!!!!」と興奮したようなツイートしていた。また「最終回、見ごたえがありました。 特に、真野と壇の対決はすごかったです! 面白かったー!!」ともつぶやいており、ドラマ化は原作者も満足させる仕上がりだったようだ。

 千原の怪演は賛否両論が分かれたが、錦戸の安定した演技は最終回でも光っており、「心の悲鳴が聞こえた。暗闇なのに怒りの絶望も悲しみも痛いほど伝わってきた。久しぶりに震えました」「トレースの錦戸亮ちゃんは本当に素晴らしかった。つらい顔や悲しい顔、うれしさがにじみ出る顔、あとはもう涙の流し方がきれいすぎる。そして叫びも。役者の錦戸亮好きだなあ」と、役者・錦戸亮の存在感をあらためて示した。

 脱退騒動など、ファンを心配させている関ジャニ∞ではあるが、役者・錦戸亮としての次なる作品には大いに期待したいところだ。